作業には十分ご注意ください。
バッテリーのトラブル時に、ジャンパーケーブルを使って接続することが必要になる場合があります。ここでは、適切な接続手順を詳しくご説明します。正しい順序で作業することで、バッテリーや車両にダメージを与えないように安全に作業できます。
ただし正しく接続してもサージが発生する可能性があります。
サージが発生した場合には、車両の電子機器に影響を与えます。
カーナビ、レーダー、ETC、車両ECUが故障することがあります。
少しでもサージを取り除くにはサージ対策のジャンプアップスターターやサージアブソーバーが必要です。対策後始動することをお勧めします。RESCUE-1では少しでもリスクを下げるためにサージ対策済みのジャンプスターターで処置します。
1. 準備
- 作業環境を確認:平らで安定した場所に車を停車させ、エンジンを完全に停止させます。
- 安全装備を整える:手袋や保護メガネを着用し、金属製の装飾品(指輪、ブレスレットなど)は外してください。
- 使用するケーブルを確認:ジャンパーケーブルに損傷がないか確認し、安全なものを使用します。
2. 手順の確認
ジャンパーケーブルには、赤(プラス用)と黒(マイナス用)の2本のケーブルがあります。以下の手順で安全に接続しましょう。
3. ケーブルの接続手順
- 赤いケーブル(プラス)を故障したバッテリーのプラス端子(+)に接続
- 赤いクリップを、故障しているバッテリーのプラス端子(+)にしっかりと接続します。
- 赤いケーブル(プラス)を救援バッテリーのプラス端子(+)に接続
- 次に、赤いケーブルの反対側を救援バッテリーのプラス端子(+)に接続します。
- 黒いケーブル(マイナス)を救援バッテリーのマイナス端子(−)に接続
- 黒いケーブルのクリップを救援バッテリーのマイナス端子(−)に接続します。
- 黒いケーブル(マイナス)を故障した車の接地点に接続
- 最後に、故障した車両の金属部分(エンジンブロックやシャシーなど)に黒いケーブルを接続します。直接マイナス端子に接続せず、車両の金属部分に接続することで、安全性が向上します。
4. エンジンを始動
- 救援車のエンジンを始動
- 救援車のエンジンを先にかけ、数分間アイドリングさせます。
- 故障した車のエンジンを始動
- 次に、故障した車のエンジンを始動します。エンジンがかかったら、ケーブルはそのまま数分間つないだままにして、バッテリーがある程度充電されるようにします。
5. ケーブルの取り外し
接続した時の逆の順序でケーブルを外します。
- 故障車の黒いケーブルを外す
- 救援車の黒いケーブルを外す
- 救援車の赤いケーブルを外す
- 故障車の赤いケーブルを外す
6. 最終確認
すべてのケーブルを外した後、しばらくエンジンをかけたままにしておくと、バッテリーがさらに充電されるのを助けます。バッテリーが安定した状態で動作するかを確認してください。
注意点
- 正しく接続されていない場合、火花が発生することがあり、非常に危険です。
- 接続作業は落ち着いて慎重に行ってください。
- 自信がない場合や不安な場合は、専門家に依頼することをお勧めします。
バッテリーの緊急接続は、正しい手順で行うことが安全性のために重要です。何か問題があれば、ぜひ「バッテリーレスキューワン」にご連絡ください。
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